ユーザビリティテストを通じ、サービスをシンプルに!について感じたこと

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Steve Jobs 曰く、

Innovation is not about saying YES to everything. It's about saying NO to all but the most crucial features.(イノベーションというのは、何でもかんでも YES って言うことじゃない。本当に大事なもの以外に NO って言うことなんだ。)

YES. Zen Sprits. 創っているプロダクトであったり、机の上であったり、シンプルって憧れますよね。シンプルになって行きたい!!

Dave McClure 曰く、

KILL A FEATURE
    • Stop adding Features.
    • Find ONE THING that users LOVE.
    • How to figure out?
    • TAKE. SHIT. AWAY.
    • When they SCREAM, you've FOUND it.
    • Then bring it back... Only better.

本当に必要な機能は、それを削ってみれば分かる。取 っ ち ま え ! !と。かなり刺激的な意見だと思いますが、非常に実感することがありまして、それについて書いてみます。書くのを少々悩みましたが、読んだところで別にどうという話でもないなと思うので、公開しちゃいます。なお、いなくなって分かった、あいつがいかに大事だったか、とかじゃないです。

先日、とあるプロダクトについてユーザビリティのテストをやりました。まだほとんど何にも実装されていない、過激にシンプルなサービスでユーザビリティテストをやりました。検証したい項目以外で、衝撃を受けたことがあります。まぁそれが、この削ってみれば分かるなんですが、ホントでした。過激にシンプルなので、言わば「あれもこれも削った状態のサービス」です。

あ、これね。
明らかに不満の声が上がった機能がありました。炙り出せたぜ!!やっぱりね、という感じの機能でしたが、でも、たったの 2 点だけ。

え?これは必要ないの??
特に不満の上がらなかった機能がいくつかあります。まぁ過激にシンプルって言うか、時間が足らなくて実装していないだけの、言ってみれば「それが揃って、ようやくβ」くらいに思っていた機能が、なくても別に誰も何も言わないというのは、衝撃的でした。

個人的には、ユーザにとっての行動の選択肢が増えて複雑になるし、うまいことあれこれつなげるのは、結構大変なので、出来れば実装したくないけど、基本の"き"ぐらいの機能なので、しゃーなしか!と、そんな風に思っていました。が!ユーザはなくても困ってないし、むしろこっちの意図した通りに動いてくれている。そんならなくても良いのか???

そこ、見えませんか!!
一方でβなりに最低限これは!大きく変えるんで、保険として...と付けたあんな機能やこんな機能は、使われないどころか、気付いてもいない。そして、気付かなくても特に支障なしって言う。


サービスをシンプルに。


「クライアントが!」とか「SEO が!」とか、色々あると思うので、そう単純ではないと思いつつも、開発コストがとか運用コストがとか考えると、ゴクリって感じです。ホントに。

「今あるものをなくしてしまう」というのは、とても勇気のいることです。SEO 対策なんて無益と思いつつも、やめたら誰も来なくなっちゃうかもみたいな。そうなったら実際に大問題ですしね。でも、この「魔の 10 年」と呼ばれる 2001 年からの 10 年間にひたすら勝ち続けて、ブランド価値が世界一になって、現金残高がアメリカ政府を超えちゃった Apple が何をやって来たかを見れば、どうすれば良いかは明白な気もします。

もちろん、ただ削れば良いって話ではなく、削った結果見えやすくなったサービス本質のクオリティが高くなければならないってのは、大前提としてある訳ですが。でも、不要な機能を開発したり運用したりするコストをとことんダイエットして、本質を極めることに、ユーザの体験をリッチにすることに専念出来た方が良いですよね。

既に動いている事業において、削るという選択肢を取るためには、それなりの FACT が必要で、それは集めなければならないとは思いますが、ぼんやり数字を眺めているよりも、目的があれば FACT を集めるのは簡単。

今回、思ったのは、

  • 過激にシンプルな状態でテストを行うと色々分かって良い。
  • 常識を疑うのは、もうホントに基本の"き"から疑ってかかるべき。
ってことです。サービスを良くする余地はまだまだいくらでもありそうです。

Innovation is not about saying YES to everything. It's about saying NO to all but crucial features.

あなたは、サービスどこまで削れますか?

このブログ記事について

このページは、hiroshiが2011年8月22日 23:13に書いたブログ記事です。

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